事業と特長

事業内容

カゴメの事業は、自然の恵みである「農産物の価値」を活かすことに立脚してきました。
人の健康長寿に貢献するための研究開発、品種開発や加工技術の開発、トマトにおいては農業から調達、生産、加工、販売と一貫したバリューチェーンを持った企業として、日本を中心に世界各地で「価値ある商品」をお届けしています。

セグメント別売上高構成比(2023年度)

事業の展開

■事業拠点数(関係会社数)2023年3月時点
グループ会社合計 41社。 海外の事業拠点数は、28社。 日本国内は、13社。

■輸出国数は85ヵ国以上
種子事業85か国以上:北米(カナダ)、中南米(メキシコ等)、欧州(スペイン等)、アジア、中 近東、アフリカ、オセアニア(豪州・NZ)

■BtoB事業50か国以上
北米(カナダ)、中南米(メキシコ等)、欧州(英、仏、スペイン等)、アジア、中近東、アフリカ、オセアニア(NZ)

■コンシュマー事業5か国・地域以上
アジア事業:香港、中国、台湾、シンガポール、モンゴルなど

カゴメの特徴

垂直統合型ビジネス

種子から食卓まで、ワンストップで価値を創造

カゴメの強み

1. 国内ナンバーワンのシェアを誇る商品群

出典:株式会社インテージSRI+ 期間:2022年1~12月 単位:金額シェア(%)対象エリア:全国
対象業態:スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア、ホームセンター

2. 緑黄色野菜の供給量

日本の緑黄色野菜消費量の18.5%、野菜*消費量の4.9%をカゴメが供給しています。*淡色野菜+緑黄色野菜

市場動向について

当社は2022年12月期から4年間を対象とする中期経営計画のもと、「食を通じて社会課題の解決に取り組み、持 続的に成長できる強い企業」を目指しております。基本戦略である「4つのアクション(①野菜摂取に対する行動 変容の促進 ②ファンベースドマーケティングへの変革 ③オーガニック・インオーガニック、両面での成長追求 ④グループ経営基盤の強化と挑戦する風土の醸成)の有機的連携による持続的成長の実現」に取り組み、さらなる 企業価値の向上に努めてまいります。

価値創造プロセスについて

当社は、「企業理念」をゆるぎないカゴメの価値観、「ブランドステートメント」を社会やお客様への約束とし て経営の根底に置くことで、組織が一貫した行動をとっています。環境変化を予測し、成長を支える経営資本 を活用することで、農から価値を形成するバリューチェーンを、多様なパートナーと協業しながら進化させています。
現在は、国内加工食品事業、国内農事業、国際事業の3つのセグメントと、それを支える価値創造活動により、農と健康と暮らしをつなぐ商品とサービスを提供しています。事業を通じて「健康寿命の延伸」「農業振興・ 地方創生」「持続可能な地球環境」の3つの社会課題解決に取り組み、持続的に成長できる強い企業となるこ とで、社会価値と経済価値を創出します。

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