[セリのレシピ]七草粥だけじゃない!おいしい和&洋レシピ3選

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[セリのレシピ]七草粥だけじゃない!おいしい和&洋レシピ3選

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セリは日本に古くから自生している野草。「春の七草」のひとつとして知られ、七草粥に入れて食べますが、東北地方では雑煮やきりたんぽ鍋などにも使われます。今回は、セリのさわやかな風味を楽しむ3つのレシピを紹介します。あく抜きなどの下ごしらえのコツもあわせて覚えましょう。

香りの強いものを選び、乾燥を防いで保存

セリの保存:湿らせたキッチンペーパーで根元を包、ポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に立てて保存

冬野菜のイメージが強いセリですが、実は夏の一時期を除き通年で出回っています。鉄、カリウム、β-カロテン、葉酸、ビタミンCが豊富です。

新鮮なセリは、ハリがあり、香りが強く、濃い緑色をしています。また、根が多く、茎との境目がくっきりしていて、茎が太いかどうかもチェックしましょう。保存するときは、湿らせたキッチンペーパーで根元を包み、ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。水分が抜けるとしなびてくるので、みずみずしいうちに使いきりましょう。

サッと加熱し、香りと食感を残す

セリの下茹で:沸騰した湯で、茎は10秒ほど、葉はサッと通す程度に茹でる

セリは、おひたし、あえもの、天ぷら、汁ものといった、風味を生かしたシンプルな料理にするのがおすすめ。香りのアクセントとして、肉料理にもよく合います。
やわらかい葉は生食でき、サラダや薬味などでフレッシュなおいしさを味わうのも良いでしょう。風味が詰まっている根の部分は、天ぷらやきんぴらなどでいただきましょう。

セリのおいしさを再発見するレシピ3選!

さわやかな香りとシャキシャキの食感を味わう、おすすめレシピを紹介します。

正しい下ごしらえでセリのおいしさはいっそう引き立ちます。炒めもの、揚げものなど、さまざまな調理法で香り豊かなセリを楽しみましょう。

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最終更新:2022.03.11

文:窪和子
写真:小林友美
監修:カゴメ
参考文献:
『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』白鳥早奈英著・監修、板木利隆監修(高橋書店)
『内田悟のやさい塾 春夏』内田悟著(メディアファクトリー)
『改訂9版 野菜と果物の品目ガイド』(農経新聞社)

出典:
日本食品標準成分表2015年版(七訂)
JAグループ とれたて大百科(栄養・保存)
JAグループ お手軽レシピで作る(お吸いもののレシピ)
JA名取岩沼(春巻きのレシピ)
環境省 COOL CHOICE(だまこ入りまろやかトムヤムかやきのレシピ)
農林水産省 「だまこ鍋」の作り方

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