カラフル夏野菜で夏バテ予防&おすすめレシピ!

暑い日が続くとどうしても食欲が落ちてしまって元気がでないという方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、夏野菜が持つ夏バテ予防の効果とともに、おすすめの夏野菜と彩り豊かで食欲が増すレシピを紹介します!
01夏野菜が夏バテ予防に効果的!
夏は食欲が落ちて野菜不足になりがち。実際に、総務省が行った調査によると、月別の野菜摂取量は夏場に減少する傾向がみられます。※1

また、カゴメが行った調査でも、春に比べて夏の野菜摂取量が減ったと回答した割合が実に4人に1人にのぼりました。
しかし、夏こそ野菜の摂取が重要なのです!
夏は汗をかくことが多く、水分とともに体調管理に欠かせない栄養素であるカリウムなどのミネラルが失われてしまいます。そんなときにおすすめなのが、夏に旬を迎える夏野菜です。夏野菜は、水分やカリウムを多く含んでおり、摂取することで水分を補いつつ、カリウムの利尿作用で熱を持った体を冷やしてくれる働きもあるのです。

また、夏場に気になる紫外線から身を守るために役立つ、抗酸化作用のあるβ-カロテンやビタミンC、ビタミンEなどの栄養素を豊富に含んでいるのも嬉しい特徴です。
夏は食欲が落ちがちなシーズンですが、摂りやすいスムージーやスープ、野菜ジュースなど、手軽においしく野菜をプラスして、夏バテを予防しましょう。
02夏野菜に多く含まれるカリウムは生活習慣病の予防にも!
熱を持った体を冷やしてくれるカリウムはどんな成分なのでしょうか?
カリウムとは人体に必要なミネラルの一種で、高血圧の原因となるナトリウム(塩分)を排出する作用があるため、塩分の摂り過ぎを調節するのに役立ちます。
カリウムが不足すると、塩分調整ができなくなることに加え、脱力感・食欲不振などの夏バテにも繋がる症状がみられることがあります。※2また、筋無力症・精神障害・不整脈などの症状がみられる場合もあるのです。※2
03おすすめのカラフル夏野菜!
野菜にも旬というものがあります。旬の時期は収穫量の多い期間のみならず、その野菜の栄養価が高くなる期間とも重なることが多いです。夏野菜の代表ともいえるトマトは、旬の時期とそうでない時期でβ-カロテンの含有量に2倍の差があるというデータもあります。※3

その他、夏に栄養価が高まる野菜には、きゅうり、ピーマン、なす、オクラ、にがうりなどが挙げられます。※4
これらの野菜は生のままでももちろん、浅漬けやマリネ、その他の料理にも彩りとして加えると、見た目があざやかになり食欲を誘います!
04夏バテ予防におすすめのレシピ2選
夏の暑い時期はなるべく火を使わずに、簡単に作れる料理で済ませたいという方も多いのではないでしょうか?ここでは夏野菜を使って簡単にできる、冷たくておいしいレシピを紹介します。
■やみつきトマト※5

・材料(2人分)
- トマト:3と1/2個(280g)
- 大葉(しそ):6枚
- ツナ缶:小1缶
- [A]
- トマトケチャップ:大さじ2
- おろしニンニク(チューブでも可):小さじ2
- 醤油:大さじ1
- ごま油:大さじ1
・作り方
- ①トマトは2cm角に切る。
- ②大葉は千切りにする。
- ③ツナ缶の油を切り、[A]とともにボウルに入れて混ぜ合わせる。
- ④トマトと大葉の半量も加え、味がなじむように全体をあえたら器に盛り付け、大葉の残りをトッピングしてできあがり。
■冷や汁※6

・材料(2人分)
- きゅうり:1本
- ミニトマト:4個
- みょうが:1本
- 大葉(しそ):2枚
- 木綿豆腐:1/2丁
- 鯖の水煮缶:1缶(190g)
- 塩:少々
- だし汁:1と1/2カップ
- 醤油:小さじ2
- すりごま(白):大さじ4
- ごはん:茶碗2杯分
・作り方
- ①木綿豆腐を1口大にちぎり、ペーパータオルで水気をとる。
- ②きゅうりを薄切りにして塩をふり、ペーパータオルで水気をとる。ミニトマトは半分に、みょうがと大葉は縦半分に切ってから千切りにする。
- ③鯖の水煮缶の汁を切り、大きめのボウルにあけてほぐす。だし汁と醤油を加えた後、①と②、すりごまを加えてひと混ぜし、ラップをして冷蔵庫で冷やす。
- ④ごはんを軽く水洗いして、ざるに上げて水気を切り、器に盛った後、③をかける。
彩り豊かな夏野菜を取り入れることで、暑い夏でもあざやかな生活を目指しましょう!