私たちが考案したのは、子供が好きなご飯と苦手な野菜を組み合わせたメニューです。ダイストマトソースを選んだ理由はたまねぎの甘味とトマトソースの塩味のバランスがよくどんな料理にも使いやすそうだったからです。ダイストマトソースが鯖の臭みを抑えてくれ、お米と一緒に野菜も炊き込むことで子供でも食べやすい味に仕上げました。鯖も焼いた後に身をほぐして皮を取り除いてご飯に後混ぜすることで鯖と野菜のうま味をより感じられるように配慮しました。実際に提供してみたところ、鯖がアクセントになっていておいしい！トマトやピーマンが苦手な子供も食べられた！食べやすかった！という声をいただきました。今回は炊き込みにしましたが今後は見た目からも野菜だとわかったうえで食べてもらえるような調理や味付けを考えてみたいです。現在、園では給食に使う味噌を作ったり塩麹や甘酒を使った料理やお菓子などを提供したりしていて、子供たちの腸の調子を整え自然な甘味やうま味を感じ取ってもらいたいと思っておりますし、今後は子供たちが自分で野菜を育て、収穫し、調理し、食べるという取り組みにもトライしていきたいと思っています。