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野菜の種類
中の豆が未熟なうちにさやごと食べる、「いんげん(さやいんげん)」。いんげんまめの原産地は中央アメリカと言われており、日本には、江戸時代初めに隠元禅師が中国より伝えたとされています。下ごしらえでは、筋を取るのが一般的ですが、近年は筋のない品種のいんげんも広まっています。
目次
栄養素
旬・産地
選び方
保存方法・期間
下ごしらえのコツ
旬は、夏を中心とした5~10月。 おもな産地は千葉県、鹿児島県、北海道、福島県、沖縄県などです。寒冷期も沖縄県産のものやオマーンからの輸入品が出回るため、通年で手に入れることができます。
太さが均一で豆の形がはっきり浮き出ておらず、色鮮やかなものを選びましょう。太すぎると筋が硬いため、やや細めがおすすめ。ハリがあり、さやの先までピンとしているものが新鮮です。
保存の適温は8℃です。常温だと劣化が進んでしまうので、必ず冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。下の写真のように、さやの向きをそろえてキッチンペーパーと一緒にポリ袋に入れ、ヘタを上にしてグラスなどに立てて保存します(写真右)。保存の目安は約1週間です。
板ずりをしてから茹でると、緑が色鮮やかに仕上がります。茹で上がったらザルにとり、うちわなどであおぎながら手早く冷ましましょう。煮ものやソテーにする場合も、同じように板ずり後に、下茹でしてから調理すると青臭さが残りません。 また、炒めるときも、板ずりをするとうぶ毛やアクが取れて、歯ごたえがよくなります。
文:KWC 写真:小林友美 監修:カゴメ 参考文献: 『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店) 『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』白鳥早奈英・板木利隆監修(高橋書店) 『ひと目でわかる! 食品保存事典』島本美由紀著(講談社) 『改訂9版 野菜と果物の品目ガイド』(農経新聞社) 『内田悟のやさい塾 春秋』内田悟著(メディアファクトリー) 出典: 農林水産省 食料需給表の概要(緑黄色野菜) 農林水産省 消費者の部屋(トリビア) 農林水産省 平成26年産野菜生産出荷統計(産地)
毎日の生活を野菜で楽しく、 カゴメが運営する野菜専門メディアVEGEDAY
最終更新:2022.07.08
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