[パプリカ]サラダや炒め物にも使える!含まれる栄養とは?

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[パプリカ]サラダや炒め物にも使える!含まれる栄養とは?

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熱帯アメリカが原産地といわれるとうがらしの一種。ピーマンより肉厚で甘みがあり、ピーマン特有の青臭さがないのが特徴です。赤や黄色、オレンジなど、カラフルで料理に彩りを加える野菜としても活躍。生でも加熱してもおいしく、アレンジしやすいのも人気の理由です。

栄養素

  • β-カロテン
  • ビタミンC
  • カリウム など

旬・産地

一年中安定して手に入りますが、7~10月が旬。
主な産地は宮崎県、茨城県、熊本県などです。

トリビア

いろいろなパプリカ

赤や黄色、オレンジ色が一般的ですが、紫、茶、白、黒など様々な色のパプリカが登場しています。これは品種の違いによるもの。色の違いは含まれるポリフェノールの種類によって変わるそう。

甘みの強いパプリカも登場

パプリカは甘みがありますが、中でも糖度が高いのが「セニョリータ」という名のミニパプリカ。色は赤、オレンジ、黄色で、フルーツパプリカとも呼ばれます。

選び方

おいしいパプリカの選び方

写真左のように、全体にハリとツヤのあるものが新鮮。ヘタの切り口が鮮やかな緑色のものを選びましょう。右のように、皮にシワがあるものやヘタの切り口が変色しているものは、鮮度が落ちているので避けましょう。

こんなパプリカはNG

保存方法・期間

パプリカをおいしく保存するコツ

丸ごと保存するときは、1個ずつペーパータオルに包んで保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。カットしたものはヘタと種を取って切り口を覆うようにペーパータオルで包み、さらに全体をラップで包んで同様に野菜室に入れます。保存の目安は7~10日ほど。

下ごしらえのコツ

パプリカの皮のむき方

  1. オーブントースターなどで焼き、焦げ目をつける。
    パプリカの皮のむき方
  2. 熱いうちにポリ袋に入れて蒸し、冷めたら皮をむく。
    パプリカの皮のむき方

文:KWC
写真:小林友美
監修:カゴメ
参考文献:『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)
『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』白鳥早奈英著・監修、板木利隆監修(高橋書店)
『ひと目でわかる! 食品保存事典』島本美由紀著(講談社)
旬の野菜の栄養事典』吉田企世子監修(エクスナレッジ)/全229種の野菜の糖質量を完全網羅。身近な野菜の栄養がすぐに分かる!15年ぶりの大幅改訂となる「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」対応。
出典:農林水産省 平成26年産地域特産野菜生産状況(産地)


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最終更新:2022.12.21

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