用意するもの 種(リーフレタス、サンチュなど) プランター 野菜専用培養土 鉢底石 じょうろ 移植ごて(小型の園芸用シャベル) レタスを2株つくる場合は、プランターの大きさは幅50×奥行き20×高さ20cmに培養土10リットルが目安。3株つくる場合は、プランターの大きさは幅65×奥行き20×高さ20cmに培養土は14リットル程度用意しましょう。 種のまき方 プランターに鉢底石を敷き、縁から2cm下くらいまで培養土を入れる。 指で深さ5mm~1cm程度のくぼみを、20~30cm間隔でつける。 くぼみに種をまき、土をかぶせて軽くおさえる。種には発芽しないものや、弱々しい芽しか出ないものもあるため、1カ所につき、4~5粒ずつ入れておく。 レタスの発芽には日光が必要なので、かぶせる土は薄めにすること。 プランターの底から流れ出るまで、たっぷりと水をやる。 発芽までの水やりは、とくにたっぷりと 葉のみずみずしさが特徴のレタスは、水切れしないようにすることが大切です。とくに、発芽する前に乾燥すると、芽がでなくなります。土が乾ききる前に1日1回、プランターの底から水が流れ出るまでたっぷりやりましょう。 種まき後、発芽するまでは乾燥しないように日の直接当たらない、涼しい場所に置きましょう。4~5日ほどで写真のような芽が出そろいます。 藤田 智 恵泉女学園大学教授・副学長 1959年秋田県湯沢市生まれ。宮澤賢治に憧れ、岩手大学農学部に入学し、同大学院修了。向中野学園高校教員、恵泉女学園園芸短期大学助教授を経て、現職。専門は、園芸学、野菜園芸学。野菜栽培に関連する著書は160冊を超え、「NHK 趣味の園芸 やさいの時間」や日本テレビ「世界一受けたい授業」などのTVにも多数出演する。家庭菜園や市民農園の指導、普及活動を通じて、野菜づくりの楽しさを広げる取り組みを行っている。 ホームページ