2002年9月20日
カゴメ株式会社(以下カゴメ)は、本日、雪印ラビオ株式会社(以下ラビオ)の発行済全株式を取得することについて、雪印乳業株式会社(以下雪印乳業)との間で基本合意書を締結いたしましたので下記のとおりお知らせします。また、これを契機に、カゴメは雪印グループとの関係強化に向けて、資本出資を含めた協議を行う事となっております。 | |
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記 | |
1.取得の理由 カゴメは、今回のラビオ取得により「乳酸菌」に関する幅広い技術資源、特にプロバイオティクス(腸の中の細菌バランスを改善し、健康に有益な働きをする、安全性も保証された乳酸菌などの有用微生物)や、乳酸菌醗酵技術を獲得することになります。 これまでカゴメは、体内環境正常化という当社の企業価値を「トマトと野菜のリファイニング」技術により提供してまいりましたが、かねてより、乳酸菌及びそれを利用した醗酵技術が、更なる提供価値の深耕に必要と考えておりました。今後は、「トマトと野菜のリファイニング」に「乳酸菌」を加えて、それらを最大限に活用し、より一層、消費者の皆様の健康に貢献していくことで、当社の企業価値を高めていく所存であります。 具体的には、当社がもつトマトと野菜の遺伝資源、ラビオがもつ乳酸菌の遺伝資源と、それらを活用した醗酵技術による新商品、例えば「おいしい野菜の乳酸醗酵商品群」などの開発により当社の商品力を強化していくことになります。また、ラビオは、「乳酸菌飲料」、「はっ酵乳」などの主力飲料商品に加え、「チルドデザート」「プリン」「コーヒーゼリー」等のデザート商品の製造・販売も行っておりますが、これらデザート商品においても提案力を高めていけるものと考えております。 加えて、カゴメは今回の取得を通じて「チルド流通インフラ」に関するノウハウが獲得できることについても、極めて重要と考えており、今後はその活用を通じて、チルド事業の拡大を推進していく予定です。 | |
2.取得の方法と日程 | |
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4.取得する子会社の概要 | |
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(10)大株主構成および所有割合 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(11)総資産および業績 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
(単位:百万円) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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(注)上記金額は百万円未満を切り捨てて表示している。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
5.業績に与える影響 | |
本件により、当社グループの総合力が強化されるものと考えております。当期の連結業績への影響につきましては、その影響額の数値が確定次第、速やかに開示する方針であります。 |
以上 |