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カゴメとカゴメラビオのコラボレーション商品第1弾カゴメ、野菜乳酸菌飲料 『Hug Hug(はぐはぐ)』新発売

2003年4月1日

 カゴメ株式会社(社長:喜岡浩二)は、野菜乳酸菌飲料『Hug Hug(はぐはぐ)』を、4月22日(火)より東北、関東・東海・北陸地区にて新発売いたします。
 『Hug Hug(はぐはぐ)』は、カゴメの野菜事業と2002年11月に完全子会社化したカゴメラビオ株式会社(旧雪印ラビオ)の乳酸菌飲料事業のコラボレーション商品第1弾です。

 『Hug Hug(はぐはぐ)』は、生きたまま腸まで届き、おなかの調子を整える乳酸菌と、普段の食生活で不足しがちな野菜が1本で摂取できるナチュラルなおやつ飲料です。

 同商品で使用している乳酸菌は「ラクトバチルス カゼイ菌(SBR1202株)、 ビフィドバクテリウム ブレーベ菌(SBR3213株)、ストレプトコッカス サーモフィラス菌(SBR2210株)」で、カゼイ菌とブレーベ菌が、生きたまま腸まで届くのが特長です。また含まれる緑黄色野菜は約35gで、これは幼児から中学生の子供に必要な1食分の緑黄色野菜に相当します。

 お子様の健康を気づかうお母様方のニーズにお応えして、添加物(香料、安定剤)を使わず、さらに、乳酸菌飲料に対する「甘すぎる」という不満に応え、砂糖類を一切使用していません。野菜と果実の自然な甘さだけで、野菜が苦手なお子様でもおいしく飲めるような、あたらしいおいしさを実現しました。
  商品名の由来、Hugは「だっこ」「ぎゅっと抱きしめる」の意味で「お子さんを元気に健やかに育くんでいただきたい」という願いが込められています。

 当社では、2003年4月より「自然を、おいしく、楽しく。KAGOME」を新しいブランドステートメントとし、トマト・野菜に加え乳酸菌を第二の柱として「新たなブランド経営」に取り組む考えです。野菜・乳酸菌がコラボレートした商品の第1弾『Hug Hug(はぐはぐ)』は、初年度の売上目標を18億円としており、停滞する乳酸菌飲料市場に新しい価値を提案できるものと考えております。
商品特長
生きたまま腸に届く乳酸菌「ラクトバチルス カゼイ菌(SBR1202株) ビフィドバクテリウム ブレーベ菌(SBR3213株)」を使用。
同時に摂取した食物繊維をエサにして乳酸菌の働きが活発になり、 「免疫力」や整腸作用がさらにアップ。
幼児から中学生に必要な1食分の緑黄色野菜(35g)が1本で補える。
砂糖類不使用。野菜と果物の自然な甘味だけで飲みやすくしている。
乳酸菌による「免疫力」とにんじんの色素「β―カロテン」による「抗酸化作用」などの効果、食物繊維、果実に含まれるビタミンなどが同時に摂取できる。
添加物(香料、安定剤)不使用。
野菜&フルーツ入り乳酸菌飲料『Hug HugTM』
4月22日(火)より東北・関東・東海・北陸地区で新発売
野菜&フルーツ入り乳酸菌飲料『Hug HugTM』
100ml×3本/参考小売価格(消費税別):160円
主なターゲット
幼児から中学生程度の子供および子供の健康を気づかう母親層
売上目標
年間18億円(2003年4月〜2004年3月)
使用野菜・果実
〈8種の緑黄色野菜〉
  にんじん、ほうれん草、ピーマン、パセリ、クレソン、レタス、キャベツ、ビート
〈3種の果実〉
  ぶどう、りんご、レモン
アレルゲンの含有
厚生労働省によるアレルギー物質の表示義務5品目のうち「乳」、表示推奨対象19品目のうち「りんご」が含まれる。
栄養成分
【1本(100ml)あたりの栄養成分表示】
1本(100ml)あたりの栄養成分表示
※ ショ糖(砂糖)は野菜および果実に由来するものです。
規格・価格 他
商品名『Hug Hug(はぐはぐ)』
分類 乳製品乳酸菌飲料(無脂乳固形分:3.0%)
規格100ml X3本
賞味期間16日
参考小売価格(消費税別)160円
発売日・販売エリア2003年4月22日(火)…東北、関東・東海・北陸
2003年5月12日(月)…関西、中国・四国・九州
(沖縄を除く)
開発の背景
[ 野菜の「抗酸化力」と乳酸菌の「免疫力」との出会い ]
野菜の「抗酸化作用」
体内の「活性酸素」は、老化や癌、心臓病など様々な病気の原因になると考えられています。 カゴメは、「トマトと野菜」が人間の健康にいかに役立っているかを研究する過程で、トマトの赤い色素「リコピン」やにんじんの黄色い色素「β-カロチン」に「活性酸素」を消去する「抗酸化作用」があることを確認しています。今回の新商品『Hug Hug(はぐはぐ)』には、にんじん由来の「β-カロチン」が含まれており、野菜由来の栄養や食物繊維に加え、「抗酸化作用」のメリットを得ることが期待できます。
乳酸菌の「免疫力」
人間の腸内には、乳酸菌やビフィズス菌などの「善玉菌」といわれるものや、ウェルシュ菌や大腸菌腸などの「悪玉菌」といわれるものなど、300-400種、総数100兆個 ネ上の菌が住みついているといわれています。そして「善玉菌」は腸内の「免疫力」を高めたり、発癌物質を吸着して腸内を清浄化し、発ガンのリスクを低減したり、腸の蠕動(ぜんどう)運動を刺激して便通をよくするなどの効果があるといわれています。健康のためには、「善玉菌」が活発に活動するように腸内環境を良好な状態に維持することが大切です。乳酸菌には胃を通過する際に胃酸や胆汁によって死滅してしまうものもありますが、カゴメラビオ株式会社の乳酸菌「ラクトバチルス カゼイ菌(SBR1202株)」は胃酸や胆汁に耐えて、生きたまま腸に届くのが特長です。
バイオジェニックスとプロバイオティクスを同時に摂取
「カロテノイド」などの身体の健康改善に有効な「生理活性物質」は「バイオジェニックス」と呼ばれ、生きたまま腸に届きヒトに良い働きをする微生物や食品は「プロバイオティクス」と呼ばれています。 この「バイオジェニックス」と「プロバイオティクス」は近年の野菜飲料や乳酸菌飲料市場で注目が高まっており、カゴメの新商品『Hug Hug(はぐはぐ)』は、「バイオジェニックス」の効果と「プロバイオティクス」の効果が同時に期待できる画期的な商品です。 しかも乳酸菌は食物繊維をエサにしてより働きが活発になるといわれており、乳酸菌と野菜のミックスはまさに理想的な取り合わせといえます。
[ ユーザーのニーズに応える商品開発 ]
砂糖類不使用&添加物(香料・安定剤)不使用
当社が乳酸菌飲料ユーザーを対象に行った調査では、「甘すぎる」、「甘みが口の中に残る」といった不満の声がもっとも多くなっています。 こうした"負の声"に応え、『Hug Hug(はぐはぐ)』は砂糖類を一切使用せず、野菜と果物の自然な甘味だけで、お子様にも飲みやすい味に仕上げました。また同商品では、お子様の健康を気づかうお母様方や、お年寄りの方々の自然志向ニーズに応え、添加物(香料、安定剤)を不使用としました。 「自然を、おいしく、楽しく。KAGOME」をブランドステートメントに掲げるカゴメならではの品質は、幅広い層からご好評いただけるものと確信しています。
1食に必要な緑黄色野菜を1本で補える
文部科学省が定めた「学校給食実施基準」によると、緑黄色野菜の1人1食あたりの基準量は、幼児で20グラム、6〜11歳で23〜30グラム、12〜14歳で35グラムとされています。 また、国民栄養調査によると、日本人は全世代を通じて緑黄色野菜が不足する傾向が分かっています。 これらに基づき『Hug Hug(はぐはぐ)』では、野菜を約35g使用。1本で1回の食事に必要な緑黄色野菜を補うことができるように設計しました。  
[ 緑黄色野菜の必要量 ][ 1日あたりの緑黄色野菜不足の傾向 ]
緑黄色野菜の必要量 1日あたりの緑黄色野菜不足の傾向
文部科学省「学校給食実施基準」に基づく学校給食の標準食品構成表」による第六次改定栄養所要量食事摂取基準の活用
ネーミングの由来
『Hug Hug(はぐはぐ)』の「Hug」は英語で「だっこする」「(ぎゅ〜っと)抱きしめる」の意味です。以下の4つの「Hug」に由来して商品名としました。

a) 子どもをぎゅ〜っと抱きしめたいから Hug Hug しよう
b) お母さん、お父さん、兄弟、友達、みんな仲良く Hug Hug しよう
c) 子どもを健やかに 育もう (はぐ くもう)
d) 野菜と乳酸菌が出会って いっしょに Hug Hug