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緑黄色野菜でカルシウム補給できる新栄養機能食品 「濃効野菜カルシウム」新発売 ~緑黄色野菜由来のカルシウムが1缶に250mg~

2005年2月7日

 カゴメ株式会社(社長:喜岡浩二)は、緑黄色野菜由来のカルシウム250mgが手軽に補給できる濃縮野菜果実ミックスジュース「濃効野菜カルシウム」を、3月8日(火)に全国で新発売いたします。
 04年3月に発売した濃縮野菜ジュース「濃効野菜」は野菜由来のビタミンA・C・E・葉酸が手軽に補給できることが評価され、ドラッグストアを中心に着実にリピーターを獲得しています。
 日本人はカルシウム不足も慢性的で、1日に40〜180mg不足している年代もあります(添付 資料ご参照)。そのため、厚生労働省が00年3月に発表した「健康日本21」では、牛乳・乳製品、豆類とともに、緑黄色野菜からもカルシウムを摂取することが推奨されています。
  「濃効野菜カルシウム」は日本人のカルシウム不足を解消する栄養機能食品として、健康志向の高いお客様のさらなる獲得を目指します。
メインターゲット
 カルシウム不足が気になる女性
商品特長
◇緑黄色野菜由来のカルシウム250mg(牛乳220cc分に相当)を含む栄養機能食品
◇栄養機能食品として、パッケージで「カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です」と訴求
◇210g分の緑黄色野菜と、150g分の果実を1缶にぎゅっと濃縮
◇7種類の緑黄色野菜(プチヴェール、アスパラガス、ケール、ほうれん草、パセリ、クレソン、
  ピーマン)+3種類の果実(りんご、レモン、グレープフルーツ)
濃効野菜

商品の価格および荷姿
商品名(品名)容量 ・荷姿参考小売価格
(消費税別)
賞味期限
(開封前)
濃効野菜カルシウム190g缶×6パック1143円1年
発売日・地区
3月8日(火) 全国
導入売り場
量販店、コンビニエンスストア、ドラッグストアの野菜飲料売場・健康食品売場
販売目標
1億円(05年4月-06年3月)
<ご参考>
●栄養機能食品
 身体の健全な成長、発達、健康の維持に必要な栄養成分の補給を目的とした食品。ビタ  ミン12種類とミネラル5種類が対象で、そのいずれかが国の規格基準に合えば、「栄養機能 食品」と表示して販売できる。「カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です」などの効果表示ができる。
  特定保健用食品と異なり、国による個別審査はされていないが、食品衛生法及び栄養改善法に従い、容器包装に栄養機能表示や1日あたりの摂取目安量、注意事項などの表示が義務づけられている。
●日本人のカルシウム摂取量

成人が1日に目標とするカルシウム量は550〜650mgとされていますが、日本人(成人)のカルシウム摂取量の平均値は532mgで、40〜180mg不足している年代もあります。
(厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2005年版)」「平成14年度国民栄養調査」)
●プチヴェールに含まれるカルシウムの吸収性は牛乳を上回る!
 カルシウムの吸収は、野菜や小魚と比較して牛乳が良いと言われてきましたが、カゴメ総合研究所と兵庫県立大学(渡邊敏明教授)との共同研究で、プチヴェールが牛乳に勝るカルシウム源になりうることがわかりました。この研究結果は、04年9月に開催された日本食品科学工学会第51回大会において発表いたしました。
<研究の内容>
健康な男子大学生11名を対象に、カルシウム量を300mgに調整したプチヴェールを原料とした青汁あるいは牛乳を摂取後、8時間にわたり尿中に排泄されたカルシウムの量を調べました。その結果、青汁群は牛乳群と比較して、尿中カルシウム量の積算値が多く、牛乳と比較して青汁に含まれるカルシウムは吸収性が良いことが明らかとなりました。そのメカニズムについては、現在、検討中です。 「腸管からのカルシウム吸収量」は「尿へのカルシウム排泄量」よりも高く、両者には正の相関関係があります。すなわち、尿中へのカルシウム排泄量が多いほど、カルシウムの吸収性が高いことを表しています。
プチヴェールのカルシウムは牛乳の1.5倍の吸収性









牛乳摂取後8時間の尿中カルシウム積算値を100とした時の相対値で示しています。