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カゴメ株式会社(社長:喜岡浩二)は、昨年度に続き、企業の社会的な活動と環境問題への取り組みをまとめた「カゴメ社会・環境報告書2006」を発行しました。
本報告書は、社会活動報告と環境活動報告の2部構成で、社会活動報告は2006年9月まで、環境活動報告は2005年度の活動を中心に、従来の環境報告書との継続性視点をふまえ2001年からの取り組み状況を開示しています。また、前回報告書のアンケートも参考に記載要望の高かった「安心・安全への取り組み」と「食育支援活動」を特集として掲載しています。 社会活動では、お客様、株主、従業員への責任について、環境活動では、原料調達・研究開発から製品となるまでの流れに沿った形で、各過程における環境配慮の取り組みについて紹介すると共に社会・環境の両活動とも、従業員を中心とした関与者の声をVoiceとして初めて掲載しました。
カゴメでは今後も「開かれた企業」の実現に向けて、企業活動に関係する全ての方々に対し、誠実に情報を公開し、説明責任を果たして参ります。 |
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■報告書記載の主な内容 |
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(1)社会的取り組み活動について |
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品種開発、契約栽培から始まる原料調達、研究・開発、生産・物流までの安心・安全に関する取り組みを4ページにわたり各段階での関与者の声も掲載し特集として紹介。また、今回も食育支援活動を2ページにわたり特集として紹介し、参加者・利用者の声を掲載しています。 |
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(2)社会活動報告 |
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お客様、株主、従業員への責任を報告しています。 ・お客様への責任:お客様相談センターを中心に、お客様の声を活かした商品開発・改善事例を紹介。また、広告宣伝活動についても初めて言及。 ・株主への責任:開かれた企業として、大勢の株主にご参加頂いている株主総会や株主10万人体制、利益配分政策として配当性向25%等を紹介。 ・従業員の責任:多様な働き方を前提として新設した「自己都合退職者の再雇用制度」「育児短時間勤務制度」の拡充、教育・研修制度の他、全管理職がラインケア研修を受講したメンタルヘルスケアへの取り組みについて紹介。 |
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(3)環境活動報告 |
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2004〜2006年度を対象とした第二期中期環境計画を開示。2005年に実施した環境研修「エコネイション」等の環境教育についても報告しています。 ・生産面 CO2排出量は、エネルギーの切替えなどによる削減に努めましたが、生産量増大に対する製造ラインの増設等により単体で約7%、全体で3%程増加。エネルギー使用量も6%程増加しました。2006年度は、省エネルギー対策の見直し強化により、削減に努めます。 生産余剰物は2004年度に2006年度達成計画(3%)を達成したため、更に5%の削減を目指しておりますが、2005年度は生産量当り3%増加してしましました。植物性余剰物・汚泥の再資源化は自社6工場100%を維持。また、ラビオ工場でも積極的な取り組みを進め、国内全工場でゼロエミッションを達成しました。 商品や製造段階での環境配慮に取り組んでおり、生鮮トマトに使用している容器に生分解性プラスチックの使用等を紹介。 ・物流面 エコレールマーク第1回認定企業として、モーダルシフトへの取り組みを進めています。また、共同配送エリア拡大にも努め、北海道に続き、2006年7月からは静岡県でも共同配送を開始し、国内面積の68%(2%拡大)が共同配送対象エリアとなりました。 |
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■報告書記載項目 |
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□トップメッセージ □カゴメ・ブランド価値経営 □事業の全体像 □コーポレート・ガバナンス/コンプライアンス □特集1.カゴメの安心・安全への取り組み □Voice □特集2.カゴメの食育支援活動 □Voice 〜社会活動報告〜 <お客様への責任> □お客様の声への対応 □お客様とのコミュニケーション □Voice <株主への責任> □株主・投資家への情報開示 □株主政策 □Voice <従業員への責任> □雇用と働き方の尊重 □能力やモチベーション向上 □職場環境づくり □Voice 〜環境活動報告〜 □環境方針と2005年度までの達成状況 □環境マネジメント □環境負荷の全体像 <生産> □温暖化防止/省エネルギー □廃棄物削減/再資源化 □リサイクルセンター □Voice □用水使用量削減 □環境配慮商品と生産システムの開発 □生鮮野菜栽培の実践 <ロジステックス>□温暖化防止 □商品廃棄量削減 □共同配送地域拡大 <オフィス> □オフィスでの取り組み □Voice □環境・社会トピックス □環境保全活動の歴史
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