株式会社農林漁業成長産業化支援機構へ出資を決定
~農業の６次産業化を支援~
2012年11月20日
カゴメ株式会社（社長：西秀訓）は、今年8月に成立した株式会社農林漁業成長産業化支援機構法に基づき設立される、株式会社農林漁業成長産業化支援機構へ、発起人として出資致します。
同機構は、農林漁業の成長産業化の実現に向けて創設されます。さまざまな２次・３次産業分野の事業を開拓しバリューチェーンのイノベーション（６次産業化）に取り組む農林漁業者への資本力強化や経営支援を行います。当社は、その趣旨や使命に賛同し、出資を行うことにいたしました。
カゴメは１８９９年の創業以来、トマト栽培を通じて長きに渡り農業振興に携わってまいりました。今年で発売８０年を迎えるトマトジュースは、原材料となる加工用トマトの全量国産化を目指しており、 国内における契約栽培の拡大を積極的に推進しています。また、１９９８年より大規模菜園での生鮮トマト事業に取組むほか、海外でもトマトの生産に取組んでいます。
当社商品は、野菜や果物、穀物といった自然の恵みを原材料としており、農との結びつきが深く、自然に根差した価値開発による事業展開を目指しております。国内外において農業が成長ビジネスとして注目される中、日本の農の発展が、当社の事業機会拡大につながるものと考え、本ファンドを通じて、農業の６次産業化をさらに拡大・高度化する取り組みを支援してまいります。
【出資先会社名】 株式会社農林漁業成長産業化支援機構
【事業開始】 ２０１３年２月予定
【カゴメ出資額】 ３億円