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美味しいストレートトマトジュースをより多くの人に届けるために!
宮城県にて栽培面積拡大、加工用トマト栽培スタート
~被災地の農地を集約し、大規模農業で復興目指す~

2014年5月28日

カゴメ株式会社(社長:寺田直行)は、2012年以降、宮城県にてトマトジュースの原料となる加工用トマトの契約栽培面積を大幅に拡大し、今月より加工用トマトの栽培が本格的にスタートしました。

トマトジュースの市場は、2012年のトマトブーム以降、約2倍の200億円を超える規模に成長しています。カゴメのストレートトマトジュースは、日本国内で収穫したフレッシュなトマトを搾った美味しさが、お客様から大変ご好評頂いております。本商品は、国内産地で収穫され、とれたてトマトをそのまま工場に運びトマトジュースにするため、国産の加工用トマトでなければ商品化することができません。より多くのお客様に、ストレートトマトジュースの美味しさを届けるために、トマトジュース用原料となる加工用トマトの国内産地を拡大しています。
 
宮城県においても産地拡大に取組んでおり、2012年度に0.05haであった加工用トマトの栽培面積は、2013年度に2.13ha、本年度は6.47haと大幅に拡大しており、本年度の収穫量は宮城県全てで約400トンを予定しています。カゴメと契約栽培を始めた農家の中には、東松島などの農業生産法人も含まれています。これらの地域は、東日本大震災の被害を受けた農地を集約し、新たに大規模農業に取組むことで復興を目指しています。今月より、各契約農家にて、加工用トマト苗の定植(苗を植えること)が始まり、宮城県内にて加工用トマト栽培が本格的にスタートしました。

カゴメは、「共助」の精神にもとづいて、“カゴメの成長は社会の成長とともに”を中期経営計画の基本テーマとしています。加工用トマトの国内産地拡大を通して、美味しさを追求した商品の需要創造と共に、日本の農業再生への貢献を目指して参ります。

 

 契約農家の方と定植作業に取組むカゴメ社員
(5月東松島にて)1

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契約農家の方と定植作業に取組むカゴメ社員
(5月東松島にて)2

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