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日本政策投資銀行の「DBJ環境格付」で最高ランク取得
「環境格付融資」を活用し資金調達実施
~格付リニューアル後、全国初の格付取得~

2014年7月31日

カゴメ株式会社(社長:寺田直行)は、株式会社日本政策投資銀行が行う「DBJ環境格付」において最高ランクを取得し、本日、本格付に基づき資金調達を実施しました。


※「DBJ環境格付」融資とは、日本政策投資銀行が開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評価、優れた企業を選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという世界で初めての融資メニューです。平成16年に運用を開始した「DBJ環境格付」は、これまでの10年にわたる実績・経験に加え、企業の非財務情報の開示に係る最新の潮流等を参考にして、今般、設問の内容を大幅に見直されています。


今回の格付では、以下の点が評価され、格付リニューアル後として、全国で初めて最高ランクを取得しました。また、当社は2009年9月にもリニューアル前の同格付において最高ランクを取得しています。

1.国内産トマトに代表される製品原料に、栽培時の環境負荷削減の観点から独自の栽培ガイドラインを策定していることに加
  え、契約農家に対する営農支援により、農業の持続可能性の向上に貢献している点

2.原料調達段階からの生態系モニタリングにより事業の影響を把握するとともに、専門家の協力を仰ぎながら生物多様性と当社
  のバリューチェーン全体との関係性を分析するなど、生態系サービスへの依存度を低減させる取り組みを加速させている点

3.マルチステークホルダーとの対話を踏まえ、環境経営を推進する上での広範な課題からマテリアリティ(重要課題)の特定およ
  びそれに基づくKPIの設定を、サステナビリティレポーティングの新たな流れを踏まえて先駆的に進めている点

カゴメでは、「共助」の精神にもとづき、持続可能な「人・社会・地球環境の健康長寿に貢献する」ことを目指しています。100年以上もの間、トマトをはじめとした野菜・フルーツなど、たくさんの自然の恵みを利用して、商品づくりを続けてきました。地球が育んでくれるすべての植物や動物、多種多様な生態系、そして地球という生命体そのものが、カゴメの商品と深くつながっています。人々のいのちや地球の健康を維持することに、大きな危機感が芽生え始めている今だからこそ、「人・社会・地球環境の健康長寿に貢献する」ことを、カゴメの使命と考え、今後とも継続的に取組んで参ります。



カゴメは「カゴメの成長は社会の成長と共に」という考えのもと、

持続可能な社会の実現に向け、『健康再生力』 『農業再生力』『東北再生力』の

3つの再生力をテーマに活動してまいります。