トップメッセージ

カゴメの創業は1899年。農業を営んでいた創業者蟹江一太郎がトマトの栽培に挑戦し、その発芽を見た日にはじまります。以来私たちは125年にわたり、日本の食を見つめ、新しい食のあり方を提案してまいりました。

当社は、2025年のありたい姿を「食を通じて社会課題の解決に取り組み、持続的に成長できる強い企業」と定めています。農業から生産・加工・販売と一貫したバリューチェーンを持つ世界でもユニークな企業として、健康寿命の延伸、農業振興・地方創生、そして持続可能な地球環境への貢献に取り組んでまいります。

そして、「トマトの会社から、野菜の会社に。」というビジョンを掲げています。
1日の野菜摂取量の目標は350g*ですが、現状は目標に達しておりません。この現状の改善に貢献するために、2020年1月より野菜摂取推進活動「野菜をとろうキャンペーン」を開始しました。この活動では「野菜をとろう 350g」をスローガンに掲げ、多くの企業や団体とも協働しながら、人々の野菜摂取に対する意識変容と行動変容を促進する様々な施策を展開しています。

カゴメの企業理念は「感謝」「自然」「開かれた企業」です。 私たちの原点である自然に根差し、地域社会・お客さま・お得意先さま・栽培農家の皆さま・株主さま・従業員など、世界に広がるあらゆるステークホルダーの皆さまと手を携え、価値ある商品やサービスをお届けできるよう、たゆまぬ努力をしてまいります。皆さまのご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

カゴメ株式会社
代表取締役社長
山口 聡

*「厚生労働省 健康日本21」が推奨する1日の野菜摂取目標量は、350g