全国の自治体や団体と連携して、健康寿命の延伸や農業振興等の課題に取り組んでいます。自治体や団体と合計36の連携協定*を締結しており、その地域の農産物を使用した商品やレシピの開発、健康イベントの開催、食育支援活動などに積極的に取り組んでいます。
*2023年12月末時点
青森県弘前市とカゴメ株式会社は、「健康都市弘前」の実現に向けて、野菜をきっかけに、あらゆる世代を巻き込んだまちづくり等に相互に連携・協力して取り組むため、包括連携協定を締結いたしました。
町田市教育委員会、町田市公立小学校栄養教諭と共同で、推定野菜摂取量を表示する「ベジチェックR」を活用した小学生向け食育授業を開発し、2023年1月から3月にかけて町田市内のモデル校で食育授業を実施しました。その結果、モデル校において児童の野菜摂取の改善が認められました。本取り組みは、第70回日本栄養改善学会学術大会において、9月2日(土)に発表しました。
(授業の概要)
町田市内の公立小学校の3年から5年生の児童を対象に実施しました。
児童は授業前にベジチェックRで自分の野菜摂取の状況を測定した上で、食育授業時間中に野菜の役割や給食の栄養バランスの良さ、もっと野菜を食べるためのコツなどを学びました。さらに、一ヶ月間の野菜摂取改善の行動目標を立てて各自が取り組み、一ヶ月後に再度ベジチェックRを測定した上で、野菜摂取の変化や、行動目標への取組み状況についての振り返りを実施しました。
「日本で一番やさいをつくる街」である茨城県鉾田市とカゴメは2022年10月、共通の強みである「野菜」をキーワードに、地域課題の解決と市民の野菜摂取量の向上の双方を目指した共同での取組みを加速するため、包括連携協定を締結いたしました。
【協定内容】
(1)市民の野菜の摂取量拡大に関すること
(2)健康寿命の延伸に関すること
(3)鉾田産の野菜の消費および価値向上に関すること
(4)持続可能な地域の実現に関すること
(5)農業振興・地方創生に関すること
(6)防災と災害時の物資供給支援に関すること